着地点はまだ見えず
2006/11/27
トランスジェンダー・性同一性障害
もう一つの『トランスジェンダーな日々』にいただいたコメントに関連して、
「トランスジェンダー 生き方」で検索して、石倉由さんのブログを見て来ました。
ヒットしたページは書籍の紹介ページでしたが、こんな言葉が目に止まりました。
> 個人的に「手記もの」に対して非常に批判的ですが
鳩子も当事者の手記ものは大の苦手です。だって辛くなるでしょう。
映画やドラマも見たくないし、見ない、実はそれが本心です。
意外に共通点があるものだと感心して、他に2ページほど見て来ました。
> 「認められないこと」の価値を認める
これはトランスセクシャル(TS)が、女性として「ノンカム完全潜伏」という「着地点」に達したときは、平凡な女性となり、それまでの全ての努力の痕跡は伏され、それは誰にも「認められない」努力なのだという話。そのような孤独感。最後に「こういう時こそ神様という絶対的な第三者の出番なのではないか」とあります。
鳩子のブログなどでは、古代からの歴史、芸能者たちを含めて、最初から「神」の姿がちらついています。けれど着地点は見えず、イメージの果てにさえあるものなのかもしれません。そして伏せられているのはピエロの限りない孤独なのかも?
もう一つは
> 後悔したっていいじゃない
このブログでしたか、寅さん映画の中の岡田嘉子の台詞「後悔のない人生なんてないんじゃないかしら」のことをどこかに書いた記憶があります。
「トランスジェンダー 生き方」で検索して、石倉由さんのブログを見て来ました。
ヒットしたページは書籍の紹介ページでしたが、こんな言葉が目に止まりました。
> 個人的に「手記もの」に対して非常に批判的ですが
鳩子も当事者の手記ものは大の苦手です。だって辛くなるでしょう。
映画やドラマも見たくないし、見ない、実はそれが本心です。
意外に共通点があるものだと感心して、他に2ページほど見て来ました。
> 「認められないこと」の価値を認める
これはトランスセクシャル(TS)が、女性として「ノンカム完全潜伏」という「着地点」に達したときは、平凡な女性となり、それまでの全ての努力の痕跡は伏され、それは誰にも「認められない」努力なのだという話。そのような孤独感。最後に「こういう時こそ神様という絶対的な第三者の出番なのではないか」とあります。
鳩子のブログなどでは、古代からの歴史、芸能者たちを含めて、最初から「神」の姿がちらついています。けれど着地点は見えず、イメージの果てにさえあるものなのかもしれません。そして伏せられているのはピエロの限りない孤独なのかも?
もう一つは
> 後悔したっていいじゃない
このブログでしたか、寅さん映画の中の岡田嘉子の台詞「後悔のない人生なんてないんじゃないかしら」のことをどこかに書いた記憶があります。
女装の被葬者?
2006/11/23
トランスジェンダー史
奈良県の藤ノ木古墳は六世紀末頃の築造と言われます。七世紀始めには2〜300メートル東に聖徳太子によって法隆寺が建てられています。
『日本史七つの謎』(講談社文庫、松本清張、佐原真、門脇禎二の座談)という本に、奈良県の藤ノ木古墳の二人の被葬者について、不思議な記述があります。
佐原 ところで、私は猪熊兼勝さんから教わったんですけれども、あの立派な鞍は女性用なんですね。
松本 ええっ。女性用?
佐原 鞍の後ろの板の内側に把手が付いてまして、把手を掴んで横乗りするんです。これは韓国慶州の皇南大塚の北墳からも出ていて、そこでは「夫人帯」と書いた付札も出ていますから、間違いなさそうです。
松本 だけど、あの二体の遺体は男でしょう。
佐原 ええ。九一年の十月に片山一道さんが骨を調べて、九〇パーセントの精度で両方とも男だと発表されました。
松本 すると女性用の鞍と被葬者の男性の問題はどうなりますか。
佐原 そのお答えの前に、実は、藤ノ木では足くびを玉で飾っています。これもまた女の埴輪に共通するので、猪熊さんは考古学だけで考えると、女説はすてがたいというのです。しかし人骨が九〇パーセント男だとなると、それをイエスといわざるをえないのです。
二人の被葬者は、生物学的には男性であるらしい。しかし一人は女性が身に纏うものとされている副葬品に囲まれていたとことになります。ということは生前もそのような服装や道具を使用していたのだろうと思われます。生れが男性である人が、一種の巫覡となって女装などもして重要な役割を担ったのではないか、と考えるのが自然だろうと思います。
藤ノ木古墳は特に大規模な古墳ではなく、被葬者は、天皇や皇子ではなく、国造クラスの人だろうと、平凡社の百科事典の説明にありました。国造(くにのみやつこ)とは、大和朝廷に服属した地方の小王といった意味でしょうか。(日本書紀などに登場する有名人物のほかにも無名の人々はたくさんいたでしょう)
日本書紀にヤマトタケルの熊襲征伐の話がありますが、「西の方に熊曾建(くまそたける)二人有り」とあって、兄弟のようにも見える二人の熊襲建という人物が熊襲の国を治めていたそうです。こういう二人で小地域を治める例は、日本書紀・崇神天皇の条の出雲振根と弟の飯入根、古事記の神武天皇の条の大和の宇陀の兄宇迦斯(エウカシ)と弟宇迦斯(オトウカシ)など、古代には多かったようです。
二人のうちの一人は女装でなければならない役割があったのだろうと考えても良いのではないかと思っています。
『日本史七つの謎』(講談社文庫、松本清張、佐原真、門脇禎二の座談)という本に、奈良県の藤ノ木古墳の二人の被葬者について、不思議な記述があります。
佐原 ところで、私は猪熊兼勝さんから教わったんですけれども、あの立派な鞍は女性用なんですね。
松本 ええっ。女性用?
佐原 鞍の後ろの板の内側に把手が付いてまして、把手を掴んで横乗りするんです。これは韓国慶州の皇南大塚の北墳からも出ていて、そこでは「夫人帯」と書いた付札も出ていますから、間違いなさそうです。
松本 だけど、あの二体の遺体は男でしょう。
佐原 ええ。九一年の十月に片山一道さんが骨を調べて、九〇パーセントの精度で両方とも男だと発表されました。
松本 すると女性用の鞍と被葬者の男性の問題はどうなりますか。
佐原 そのお答えの前に、実は、藤ノ木では足くびを玉で飾っています。これもまた女の埴輪に共通するので、猪熊さんは考古学だけで考えると、女説はすてがたいというのです。しかし人骨が九〇パーセント男だとなると、それをイエスといわざるをえないのです。
二人の被葬者は、生物学的には男性であるらしい。しかし一人は女性が身に纏うものとされている副葬品に囲まれていたとことになります。ということは生前もそのような服装や道具を使用していたのだろうと思われます。生れが男性である人が、一種の巫覡となって女装などもして重要な役割を担ったのではないか、と考えるのが自然だろうと思います。
藤ノ木古墳は特に大規模な古墳ではなく、被葬者は、天皇や皇子ではなく、国造クラスの人だろうと、平凡社の百科事典の説明にありました。国造(くにのみやつこ)とは、大和朝廷に服属した地方の小王といった意味でしょうか。(日本書紀などに登場する有名人物のほかにも無名の人々はたくさんいたでしょう)
日本書紀にヤマトタケルの熊襲征伐の話がありますが、「西の方に熊曾建(くまそたける)二人有り」とあって、兄弟のようにも見える二人の熊襲建という人物が熊襲の国を治めていたそうです。こういう二人で小地域を治める例は、日本書紀・崇神天皇の条の出雲振根と弟の飯入根、古事記の神武天皇の条の大和の宇陀の兄宇迦斯(エウカシ)と弟宇迦斯(オトウカシ)など、古代には多かったようです。
二人のうちの一人は女装でなければならない役割があったのだろうと考えても良いのではないかと思っています。
男性更年期障害とはよくわかりませんが
2006/11/15
ジェンダー
先日亡くなった漫画家のはらたいら氏は、男性更年期障害の著作でも有名でした。
それで、「男性更年期障害」を検索してみたのですが、医療機関のPRページばかりで良いものがありません。
一つ見つけた男性たちの相談掲示板では、「治療法の確立にはまだ10年かかる」とか「ホルモン療法は効かない」とかの書込みがありました。
ホルモン療法とは、女性の更年期障害には不足ぎみの女性ホルモンを投与し、男性の更年期障害には同じように男性ホルモンを投与するという療法です。
女装さん、トランスさんたちは、もしそういう年齢になって、「男性更年期障害」と言われたら、男性ホルモンを飲むでしょうか?
男性のからだでも、少しの女性ホルモンが作られているそうですが、その女性ホルモンは補わなくてもいいのかなと思ってしまいます。
Wikipediaを見ると、「男性の場合はテストステロン(男性ホルモン)を元にエストロゲン(女性ホルモン)が作られて分泌される」と書いてありましたが、更年期の男性は、テストステロンからエストロゲンを作る能力は衰えないのでしょうか。
などとつまらない疑問を書いていますが、
男性更年期障害については、ほとんど研究が進んでいないというのは確かのようなのです。
★追記 このテーマについては、『まりっぺの日記』〜「男性の更年期障害」が参考になると思います。
それで、「男性更年期障害」を検索してみたのですが、医療機関のPRページばかりで良いものがありません。
一つ見つけた男性たちの相談掲示板では、「治療法の確立にはまだ10年かかる」とか「ホルモン療法は効かない」とかの書込みがありました。
ホルモン療法とは、女性の更年期障害には不足ぎみの女性ホルモンを投与し、男性の更年期障害には同じように男性ホルモンを投与するという療法です。
女装さん、トランスさんたちは、もしそういう年齢になって、「男性更年期障害」と言われたら、男性ホルモンを飲むでしょうか?
男性のからだでも、少しの女性ホルモンが作られているそうですが、その女性ホルモンは補わなくてもいいのかなと思ってしまいます。
Wikipediaを見ると、「男性の場合はテストステロン(男性ホルモン)を元にエストロゲン(女性ホルモン)が作られて分泌される」と書いてありましたが、更年期の男性は、テストステロンからエストロゲンを作る能力は衰えないのでしょうか。
などとつまらない疑問を書いていますが、
男性更年期障害については、ほとんど研究が進んでいないというのは確かのようなのです。
★追記 このテーマについては、『まりっぺの日記』〜「男性の更年期障害」が参考になると思います。
シャノンさんという人
2006/11/14
思い出
古い手紙のいくつかがスキャナ画像で保存してあるのですが、今日なんとなく見ていたら、こんなことが書かれているものがありました。「○子様ならば、シャノン(有名なシーメール)に優るとも劣らない両性具有の女神としてエロスの魅力を独占できると思います。」
○子さまとは誰のことかというと、あたしのことなんですけど(^^; みなさんけっこう思い込みが激しい人が多いですから、そんなに驚くほどのことではないのですが……。
シャノンという人について、どんな人なのかしらと、今になって調べてみました。
シャノンが姓なのか名前なのかわからないのですが、某閉鎖サイトの「人名録」に「シャノン、有名な性転換ポルノスター」とありますので、その人のことなのでしょう。画像もそこから借りました。
それ以上のことは、今のネット検索ではわかりません。十数年前のスターのことが、もうわからないのも寂しいですけれど。
自宅で生まれ変わる
2006/11/10
トランスジェンダー・性同一性障害
あたしの生まれた時代は、まだお産婆さんがいたので、自分の家で生まれる人も多かったのです。変わりつつある時代でしたが、あたしも自宅で生まれました。病院で生まれれば、「生まれ変わる」ときも、病院でというのに抵抗はないのかもしれませんね。「生まれ変わる」というのは「違う性で生きる」という意味です。
鳩子はたぶん自宅で生まれ変わったんだと思います。
出産は病気ではないのに、なぜ病院なのか不思議。
でも死ぬときはもう病院になっちゃうんでしょうね。ちょっと中途半端な時代に生まれました。別の場所で死ねたらいいかもしれません。
ゑひもぷりんせす鳩子
2006/11/07
未分類
「ゑひもぷりんせす鳩子」というハンドルネームをミクシで使っています。
「ゑひもせす」とはイロハの最後の5文字ですけど、漢字で書くと「酔ひもせず」、意味はよそで調べてください。
違ってるかもしれませんが、世間の常識にしばられて自分を見失っている状態を「酔わされている」とみているのだと思います。
それで、おじゃる丸じゃないけどプリンも好きなので、「ゑひもぷりんせす」にしました。
「ゑひもぷりんせす」はネット検索では見つからないコトバなので、ミクシだけで使ってるのもなんですので、ここに記録しておきます。
「ゑひもせす」とはイロハの最後の5文字ですけど、漢字で書くと「酔ひもせず」、意味はよそで調べてください。
違ってるかもしれませんが、世間の常識にしばられて自分を見失っている状態を「酔わされている」とみているのだと思います。
それで、おじゃる丸じゃないけどプリンも好きなので、「ゑひもぷりんせす」にしました。
「ゑひもぷりんせす」はネット検索では見つからないコトバなので、ミクシだけで使ってるのもなんですので、ここに記録しておきます。
松田聖子の歌で、いちばん好きなのは『蒼いフォトグラフ』。確かシングルのB面に入ってた曲で、作曲はユーミン。作詞はもちろん松本先生。
歌詞は、70年代の青春の回想のような感じで、つまり70年代の恋とは「傷つけあう恋」のことなのですが、そういうのを青色の写真を見つめながら振り返って、
「今の青さを失くさないでね、蒼いフォトグラフ♪」と歌うのです。
忘れたくないですね。あの青さ。
もう一度青くなることも。
それでだめなら、遁世があります。
子どものいじめ相談のカウンセラーの人が言うには、「不登校も選択肢の一つ」なんだそうです。「逃げちゃいけない」なんて勇気づけることが逆効果になる場合もあるそうです。いじめ問題はそこまで来ているんですね。大人が遁世の見本を見せてあげることも必要なのではないでしょうか。
『蒼いフォトグラフ』の歌には
「一度やぶいてテープで貼った、蒼いフォトグラフ♪」という歌詞もありました。
誰でもありそうな思い出です。
実は右の写真もそうだったりして、最近になってパソコンで継ぎ目をぴったり合わせて、目立たないようにぼかしを入れてみたり
| HOME |


